生理用ナプキンのパッケージには長さ(cm)の表記はあるものの、「何cc吸収できるか」という具体的な容量はほとんど記載されていません。そのため、多くの人が「自分の経血量に対してナプキンが小さすぎるのではないか」と不安を抱えています。しかし、製品試験や各種実験データから割り出される実際の吸水許容量は、一般的なイメージを大きく上回る数値を備えています。
製品サイズごとの生理用ナプキン 吸収量 目安は以下の通りです。
- 昼用(ふつうの日用・20〜23cm):約10〜20cc
- 昼用(特に多い日用・24〜26cm):約20〜35cc
- 夜用(多い夜用・29〜33cm):約40〜60cc
- 夜用(特に多い夜用・36〜40cm超):約60〜80cc以上
- ショーツ型ナプキン(パンツタイプ):約100〜150cc
ここで着目すべきは、女性の経血量 平均 1回(1回の生理期間全体・約5〜7日間)の合計量は約50〜120ml(cc)という医学的事実です。もっとも量が多い「2日目」であっても、1日あたりの総経血量は約30〜50ml程度に収まるのが一般的とされています。
計算上は、夜用ナプキン1枚、あるいは昼用ナプキン2〜3枚で1日分の全経血量を抱え込める能力を持っています。それにもかかわらず、「ナプキンがすぐいっぱいになって溢れる」という事態が頻発するのはなぜなのでしょうか。そこには、水分吸収の実験値と、実際の身体現象との間に生じる決定的なギャップが存在します。