美しい作品に仕上げる最後の関門が「糸始末」です。糸始末を面倒がらずに正しく処理することで、型崩れを防ぎ、10年着られる耐久性を生み出すことができます。
編み物の糸始末のコツとして、糸端は最低でも10cm〜15cm残して作業することが基本です。短すぎる糸端はとじ針でくぐらせる距離が足りず、洗濯時の伸縮で表側に飛び出す原因になります。端の処理を行う際は、編み地の裏側にある目の山(シンカーループや足)に沿ってジグザグに斜め方向へと針を通します。一方向にまっすぐ通すのではなく、一度折り返して逆方向に数目戻す(ダブルパス)ことで、摩擦力が倍増して絶対に抜けなくなります。
また、編み物 端の処理 方法においては、編み地の厚みを均一に保つため、同じ場所に複数の糸端を重ねてくぐらせない配慮も大切です。少しずつ位置をずらしながら裏面に馴染ませ、最後に軽く編み地を縦横に引っ張って馴染ませてから余分な糸をカットするのが、プロの仕上がりを実現する秘訣です。