スタイリストやジュエリーアドバイザーが撮影現場で実践している、生地を傷めずブローチを美しく固定するテクニックを紹介します。
生地のピンホールを防ぐ「薄手フェルト挟み込み術」
ブローチ穴あかない裏ワザとして最も確実なのが、洋服の裏側に1.5cm四方にカットしたフェルトや当て布を添え、生地と一緒にピンで刺す方法です。針が生地の織り目を無理に押し広げるのを防ぎ、着用後の穴の広がりを最小限に抑えます。ニットや繊細なシルク素材の場合は、針先を無理に通さず、織り目の隙間をそっと押し分けるように針を通すのがコツです。
重いブローチの前倒れを防ぐ「シリコンキャッチ」の併用
金属の重みでブローチが下を向いてしまう現象(お辞儀)は、ブローチ落ちない留め具として市販のピアス用シリコンキャッチを活用することで防げます。ピンを生地に通した後、ピンの根元までシリコンキャッチを差し込んでから本体の留め具にセットします。これにより生地とブローチの密着度が高まり、重量のあるデザインでも正面をしっかり向かせることが可能です。