SNSや料理Q&Aコミュニティを分析すると、わらびの下処理に関するトラブルの9割以上が「重曹の過剰投入」または「えぐみの残留」に集約されています。
「早くアクを抜きたいからと重曹を大さじ2杯入れたら、ドロドロに溶けて繊維が崩れてしまった」「一晩置いたのに舌がピリピリする」といったリアルな声が毎年春先に多数投稿されています。
◆ 重曹を入れすぎた・柔らかくなりすぎた時の対処法
一度軟化しすぎた細胞組織を元に戻すことは不可能です。しかし、捨てる必要はありません。細かく刻んで「わらびのたたき」に加工し、味噌、みりん、生姜、大葉などと叩き合わせることで、極上のとろろ状ご飯のお供や薬味として美味しく再生できます。
◆ まだえぐみ・苦味が残っている時の対処法
放置時間が短かった、あるいはわらびのアクが極端に強いケースです。この場合、再度重曹液で茹で直すと溶けてしまうため、「薄い塩水(1%程度)」または「冷たい米のとぎ汁」に浸して冷蔵庫で半日〜1日寝かせるのが安全です。浸透圧の働きで余分なアクが自然に抜け、シャキッとした食感を保ちながら苦味を軽減できます。