「顔のケアをしているのに元に戻ってしまう」と悩む人の多くが見落としているのが、骨盤の歪みと顔の歪みの関連性です。人体は全身が一枚の筋膜(アナトミートレイン)で覆われており、土台である骨盤が傾くと、バランスを補正するために脊柱が湾曲し、最終的に頭蓋骨と下顎骨が傾斜して水平を保とうとします。
例えば、右側の骨盤が上がっている人は、右肩が下がり、代償作用として頭部が左に傾く傾向があります。すると下あごが片側に引っ張られ、顎関節症やフェイスラインの左右差が生じるという構造的な連鎖が起こるのです。顔の左右非対称を根本から治すには、日常の立ち姿や座り姿勢、骨盤の水平バランスを同時に整える視点が欠かせません。