二人の出会いは、2009年1月期に放送されたフジテレビ系ドラマ『メイちゃんの執事』でした。当時、吉川愛は本名である「吉田里琴」名義で天才子役として活動しており、作中ではIQが高すぎるがゆえに大人びた性格の麻々原みるく役を好演。一方、佐藤健はヒロインに想いを寄せる柴田剣人役を演じていました。
当時19歳だった佐藤健にとって、現場で見せる9歳の吉田里琴の愛らしさとプロフェッショナルな演技力は衝撃的だったといいます。この時期、バラエティ番組やトーク番組(後の『A-Studio』や映画PR特番など)で佐藤健本人が振り返った佐藤健 吉川愛 溺愛発言の数々は、ファンの間で広く知られています。
「現場で何でも買ってあげたくなっちゃう」「可愛すぎて見てるだけで癒やされる」「思わず『一緒に住まない?』って口走ってしまった」など、佐藤健はあふれんばかりの可愛がりぶりを率直に告白していました。これは恋愛感情ではなく、小さな天才少女に対する純粋無垢なメロメロぶり、いわば姪っ子や幼い妹を全力で愛でるような兄目線の感情であったことが、当時のインタビューの文脈からも明白に読み取れます。