鏡裏収納を使い勝手の良い空間に変える鍵は、「空間の縦活用」と「接地面をなくす浮かせ技」の2点に集約されます。
まず導入したいのが、無印良品のアクリルスタンドを活用したコスメ収納です。リップやアイライナー、美容液ボトルは高さがバラバラで倒れやすい特性を持っていますが、傾斜のついたアクリルスタンドを配置することで、奥の物も一目で判別できるようになります。透明度が高いため、照明が暗くなりがちな鏡裏でも影を作らず、目当てのアイテムへ瞬時にアクセスできます。
次に有効なのが、ダイソーやセリアの収納グッズを活用した扉裏のデッドスペース攻略です。鏡の裏側の平らな面には、粘着式のミニポケットやマグネット補助プレートを取り付けることで、ヘアピン、毛抜き、眉ハサミなどの金属小物を吸着させて収納できます。棚板の奥行きを消費せず、開けた瞬間にワンアクションで手に取れる動線が完成します。
さらに、衛生面で最も気を配るべき歯ブラシや電動シェーバーには、山崎実業towerシリーズの洗面台歯ブラシホルダーが威力を発揮します。棚板に直接置くと水滴で底面がヌメリやすくなりますが、浮かせる収納を採用することで通気性を確保し、カビの発生を大幅に抑えられます。リクシルの洗面化粧台のように棚板の位置を細かく調整できるタイプでは、棚板のピッチをアイテムの高さプラス2cmに設定すると、無駄な余白を完全に排除したシンデレラフィットが実現します。