新温泉町を語るうえで外せないのが、平安時代(848年)に慈覚大師によって開湯されたと伝わる湯村温泉です。春木川のせせらぎ沿いに広がる温泉街は、どこか懐かしく情緒あふれる雰囲気を色濃く残しています。
湯村温泉のシンボルである荒湯(あらゆ)は、源泉温度がなんと98度。観光客がまず体験すべきは、名物の「温泉卵づくり」です。近隣の商店でネット入りの生卵を購入し、荒湯の湯壺に浸けて待つこと約10分〜12分。ほんのり硫黄の香りと温泉の塩気を含んだ絶妙な半熟卵は、現地でしか味わえない格別の逸品です。荒湯の周辺には足湯(ふれあいの湯)も整備されており、川のせせらぎを聞きながらのんびりと寛げます。
宿泊なら、細やかなおもてなしと露天風呂が自慢の老舗旅館が揃っています。自家源泉の豊かな湯量を誇る「朝野家」や、日本庭園と美肌の湯で名高い「佳泉郷 井づつや」など、新温泉町の湯村温泉旅館は全国の温泉ファンから高い支持を集めています。
ふらりと立ち寄れる新温泉町の日帰り温泉おすすめ施設としては、荒湯のすぐ近くにある公衆浴場「薬師湯」や、自然に囲まれ水着着用で混浴露天風呂も楽しめる「リフレッシュパークゆむら」が挙げられます。いずれも肌あたりの柔らかな弱アルカリ性単純温泉で、湯上がりの肌がしっとりすべすべになると評判です。