相次ぐハンドを巡る騒動を受け、サッカーの競技規則を定めるIFAB(国際サッカー評議会)はハンドの定義を幾度も改訂してきました。かつては「故意(意図的)であったかどうか」という主観的な判断が中心でしたが、現在は客観的な状況に基づき厳格にルール化されています。
最新の競技規則において、ハンドと判定される基準は主に以下の通りです。
・意図的な接触:手や腕をボールに向かって意図的に動かした場合。
・体を不自然に大きくする:腕を肩より高く上げたり、体の幅を広げてボールの軌道をブロックしたりした場合(その体勢がプレーの流れにおいて自然な動きとは認められないケース)。
・攻撃側の即時ゴール:偶発的であっても、手や腕にボールが当たった直後に自身が得点した場合、あるいは得点機会に直結した場合。
かつてマラドーナやアンリが見せたような「手を使った得点・アシスト」は、意図的か偶発的かを問わず、現代のルールでは即座に反則と判定されます。