体験フロアに足を踏み入れると、ほんのりとした温水の湯気と独特の懐かしい香りが迎えてくれます。ここで体験できるのは、昭和初期から受け継がれてきた伝統的な「蝋(パラフィンワックス)」を用いた製法です。現在の業務用食品サンプルは耐久性に優れた合成樹脂(塩化ビニルなど)が主流ですが、体験ワークショップでは瞬時の可塑性と劇的な変化を楽しめる蝋細工が採用されています。
プログラムの代名詞となっているのが、天ぷら レタス 食品サンプル作りです。参加者はまず、エビ、ナス、カボチャ、ピーマン、レンコンなどの具材ベースから好きな天ぷらのタネを2種類選びます。約42℃前後のぬるま湯が張られた水槽の中に、お玉ですくった黄色の液状蝋を高い位置から細くリズミカルに垂らすと、お湯の中で蝋がパチパチと縮れて本物そっくりの「揚げ衣」へと変化します。その衣の上にタネを乗せ、手際よく包み込むことで、サクサクの揚げたて天ぷらが完成します。
続いて行われるのがレタス作りです。水面に薄く白と緑の液状蝋を帯状に流し広げ、固まりきる前に水中に引き込みながら両手で絶妙なシワを寄せていきます。最後にクルクルと巻き上げると、まるで朝採れの新鮮なみずみずしいレタス玉が一瞬で立ち現れます。この一連の工程は、食品サンプル ワークショップ 東京の中でも屈指のドラマチックな体験として、国内外の参加者から歓声が上がるハイライトです。
気になる元祖食品サンプル屋 製作体験 料金は、天ぷら2品とレタス1個の基本セットで1人あたり税込3,300円(※2026年時点の基準価格)。所要時間は説明と製作を合わせて約60分から70分程度となっています。体験で作った作品は、専用のパックや箱に入れてそのまま自宅へ持ち帰ることができます。