順風満帆に見えるキャリアですが、竹内涼真の若い頃は決して平坦な道のりではありませんでした。これまでの歩みを振り返る竹内涼真の経歴まとめにおいて、最大の転換点は「プロサッカー選手への夢の挫折」にあります。
幼少期から足元の技術に優れていた彼は、名門クラブである東京ヴェルディユースに所属し、将来を嘱望されるアスリートとして青春のすべてをピッチに捧げていました。大学へもサッカー推薦で進学したものの、周囲の圧倒的な才能や重なる怪我を前に、「自分はプロとして頂点には立てない」という残酷な現実に直面します。
失意の底にあった2013年、知人の勧めを機に応募した男性ファッション誌『mina』初の男性専属モデルオーディションで見事グランプリを獲得。ホリプロに所属し、翌2014年には若手俳優の登竜門である特撮ドラマ『仮面ライダードライブ』の主役に抜擢されました。
その後、竹内涼真の出演ドラマは社会現象を巻き起こすヒット作の連続となります。
- 『下町ロケット』(TBS系):熱き若手技術者・立花洋介役で視聴者の涙を誘い、全国区の知名度を獲得。
- 連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK):ヒロインの初恋相手・島谷純一郎役で「国民の彼氏」と称される社会的人気を確立。
- 『過保護のカホコ』『陸王』(2017年):泥臭さと情熱を併せ持つキャラクターで演技派としての評価を盤石に。
- 『テセウスの船』(2020年):時空を超えて家族の冤罪を晴らそうとする主人公を熱演し、日曜劇場主演俳優へ。
- 『君と世界が終わる日に』シリーズ:極限状態のゾンビサバイバルで間宮響役を演じ、過酷なアクションと肉体美を提示。
- 『六本木クラス』および配信大作『龍が如く Beyond the Game』:世界配信を見据えたダイナミックな演技で、海外視聴者をも唸らせる存在へ飛躍。
アスリートとして培った不屈の闘志と強靭な肉体は、単なるイケメン俳優の枠を軽々と飛び越え、過酷な現場を背負い立つ座長としての風格へと結実しています。