妖怪ウォッチ・キュウビ解体新書!入手方法と好物、最新評価まで徹底網羅

妖怪ウォッチ・キュウビ解体新書!入手方法と好物、最新評価まで徹底網羅

簡単にわかる! 妖怪ウォッチ・キュウビ解体新書!入手方法と好物、最新評価まで徹底網羅の進め方をステップバイステップで解説します。

ゲーム内での威風堂々たる大妖怪ぶりとは対照的に、アニメ版『妖怪ウォッチ』で見せた破天荒なコメディリリーフぶりこそが、キュウビの知名度を国民的レベルへと押し上げた主因です。アニメにおける初登場回(第31話以降の連続短編エピソード)では、人間の心をときめかせた際に生じるエネルギーの結晶「キュン玉」を99個集め終えた大妖怪として登場しました。

大台となる「100個目のキュン玉」を手に入れ、真の力を解放するためにターゲットに選んだのが、主人公・ケータの同級生である「フミちゃん(木霊文花)」でした。キュウビは自らの妖力で、私立名門校の制服を身にまとった金髪碧眼の転校生「究極院キョウスケ」という人間姿へと変身。壁ドン、少女漫画さながらの甘い囁き、不意のスキンシップなど、計算し尽くされたプレイボーイ的アプローチを次々と仕掛けます。

ところが、フミちゃんは驚異的な「無自覚系天然少女」でした。キュウビの計算されたアプローチに対し、顔に付いたゴミを指摘したり、突風で乱れた前髪を笑い飛ばしたり、果てはおでん屋の店主が見せる職人技に頬を赤らめて「キュン」としたりと、ことごとくキュウビのプライドを粉砕。翻弄され続けたキュウビは、任務を忘れてフミちゃんの予測不能な純真さに自ら激しく動揺し、「なぜだ……なぜボクのハートがキュンキュンしてしまうんだ!?」と赤面悶絶する結末を迎えます。

このキザな自信家が完膚なきまでに崩壊するコントラストを完璧に表現したのが、担当声優である矢部雅史氏の名演です。二枚目の優雅なトーンから、焦燥と混乱に満ちたハイテンションな叫びへの急旋回は、視聴者の心を掴んで離しませんでした。心理学で言う「認知的不協和」と「自己愛の挫折」が、見事なエンターテインメントへと昇華された瞬間と言えます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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