SNSや大手グルメレビューサイトには連日多くの賛辞が寄せられる一方で、一部の書き込みには誤解に基づく意見も見受けられます。ネット上の声と現場の実態を照合し、事実関係を検証しました。
ネット上で時折目にするのが「生麺だからラーメンに近くて、本物の沖縄そばとは違うのではないか」という指摘です。しかし、これは伝統的な「ゆで麺」のみを正統派と見なす固定観念に過ぎません。沖縄生麺協同組合などの基準においても、小麦粉・かんすい・塩を用い、沖縄の風土の中で進化した生麺はれっきとした沖縄そばの正当な系譜として認められています。むしろ、茹でたてならではのグルテンの弾力と、全粒粉の豊かな穀物香は「現代的な沖縄そばの最高峰」として全国の麺マニアからも極めて高い評価を得ています。
もう一つの盲点は「よもぎ麺は苦すぎて食べ手を選ぶのではないか」という先入観です。実際に検証してみると、ゆうなみのよもぎ麺はアク抜きと調合のバランスが緻密に計算されており、青臭さは極めて控えめです。豚骨と鰹の濃厚な動物性・魚介性旨味がよもぎの爽快感と相乗効果を生み出しており、初めて食べる観光客からも「予想を遥かに超えて食べやすい」「むしろ一番クセになる」という驚きの声が多数を占めています。