圧倒的なコストメリットがある反面、現場でのトラブルや利用者の不満に繋がりやすい規約上の「落とし穴」もいくつか存在します。
混雑時に発動する時間制限の壁
多くの高校生が誤解しがちなのが利用可能時間です。公式サイト等ではフリータイム的に扱われることが多いものの、まねきねこゼロカラ土日祝日の時間制限には警戒しなければなりません。基本的に「満室時・混雑時は最大3時間まで」という規定があり、待機組が発生した時点で退室を促す内線連絡が入ります。特に週末の午後帯や定期テスト最終日の放課後などは、受付から正確に3時間で打ち切られるケースが大半です。
持ち込みOKの恩恵と遵守すべきマナー
まねきねこ最大の強みである飲食物の持ち込み自由。スーパーやコンビニで買ったお弁当やお菓子、ジュースを持ち込めるため、長時間の滞在でも出費を極限まで削ることが可能です。しかし、退室時にゴミを放置するなどのマナー違反が多発した店舗では、ゴミの持ち帰りを義務付けられたり厳重注意を受けたりする事例が報告されています。当然ながら高校生によるアルコール類の持ち込みは即座に通報・利用停止の対象となります。
高校生以外の利用枠と年齢制限の境界線
気になるまねきねこゼロカラ高校生以外の利用についてですが、結論として中学生や大学生、専門学生がゼロカラを使うことはできません。中学生には保護者同伴無料制度や通常料金での学割、大学生・短大生・専門学生には「まふ」という専用割引プランが用意されています。また、通信制高校や定時制高校に在籍している場合は、年齢が高校生相当であり有効な学生証を持っていればゼロカラの対象となりますが、社会人学生などは対象外となります。
さらに見過ごせないのが、都道府県ごとの「青少年保護育成条例」による入場規制です。たとえば東京都や大阪府をはじめとする多くの地域では、保護者同伴であっても18歳未満の夜間滞在(概ね22時以降、地域によっては18時以降)が厳格に禁止されており、ゼロカラ利用者も例外なく強制退室となります。