好意を抱き合い、互いに特別な存在だと認め合っていた二人がなぜ結ばれなかったのか。おかもとまり もう中学生 破局理由の核心にあるのは、もう中学生が告げた「30歳まで待って」という重い言葉だった。
段ボールを使った牧歌的なネタで人気を博していたもう中学生だが、当時はブームの波に揉まれ、芸人としての将来に強い危機感を抱いていた。ストイックかつ極めて繊細な職人気質を持つ彼は、「芸人として経済的にも精神的にも一人前になるまで、女性と中途半端に付き合う資格はない」という強固な倫理観に縛られていた。そのため、好意を受け止めつつも「30歳になるまで正式な恋人関係にはなれない」と一線を引き続けたのである。
しかし、20代前半の多感な時期にあったおかもとまりにとって、マスコミに追われながら先の見えない約束を信じ続ける日々は精神的な限界を伴うものだった。週刊誌の追跡やネット上の無責任な憶測に晒されるプレッシャーの中、関係を進展させることも公に認めることも許されない宙ぶらりんな状況が続いた。芸の道に命を懸けるあまり殻に閉じこもるもう中学生と、普通の温かい関係性を求めたおかもとまり。二人の人生設計における優先順位の乖離こそが、静かなフェードアウトを決定づけた主因だった。