「どうしてもスケジュール上、何時間も待つことはできない」「帰りの電車の時間が迫っている」という旅行者にとっての救世主となるのが、店頭でのテイクアウトおよび物販エリアの活用です。
満田屋の店頭では、焼き立てのみそ田楽をテイクアウト(持ち帰り)として注文することが可能です。店内席が1時間以上の待ち案内であっても、持ち帰りであれば焼き上がり時間(おおむね15〜20分程度)の待機で受け取れるケースが多く、旅のスケジュールを崩さずに老舗の味を楽しむ賢い裏ワザとして知られています。受け取った熱々の串を、城下町の散策途中に味わうのも格別の体験です。
また、店舗の表側は広々とした直売・物販スペースになっており、田楽を口にせずとも自由に入店して買い物が楽しめます。ここで絶対に手に入れたいのが、田楽で実際に使われている「秘伝の田楽味噌」各種(じゅうねん味噌、山椒味噌、柚子味噌など)の瓶詰めやパウチ商品です。
この味噌だれは、自宅で厚揚げをトースターで焼き、上に塗るだけで瞬時に「満田屋の味」を食卓に再現できる優れもの。さらに、店舗に出向くことが難しい遠方在住者向けには公式通信販売(オンライン通販)も展開されており、贈答用やリピーターのお取り寄せとして高い支持を集めています。混雑で入店が叶わなかった場合でも、お土産処で味噌と乾物を購入して帰るだけで、旅の悔しさを十分に埋め合わせることができます。
【プロの結論】満田屋をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
会津若松を代表する名店・満田屋ですが、すべての旅行者にとって最適な選択肢になるとは限りません。旅の目的や動線に合わせて、以下の判断基準を参考にしてください。
【迷わず訪れるべき人】
- 炭火の煙や囲炉裏の風情など、日本の伝統的な食文化の空間を肌で味わいたい人
- 会津の地酒と相性抜群の、滋味深い酒肴・郷土料理を求めている人
- 待ち時間を織り込み済みで、七日町の散策や買い物をのんびり楽しめるスケジュールの人
【計画を慎重に見直すべき人】
- 電車の発車時刻や観光バスの集合時間が迫っており、分刻みで移動している人
- 小さな子ども連れで、長時間の順番待ちや火床のある囲炉裏端での着席に不安がある人
- 「白米をガッツリ大盛りでかきこむ定食スタイル」を期待している人(田楽はおやつや酒の肴、軽食の側面が強いため)