テレビの画面をスクロールする一瞬、あるいは劇場の幕が上がるわずか数秒の間に、観客の心を掴まなければならないお笑いの世界において、眼鏡はもはや単なる視力矯正具の域を完全に超えています。おぎやはぎが切り拓いた「2人ともメガネ」という独自の世界観は、シソンヌやミキ、阿佐ヶ谷姉妹といった後続の実力派たちによって多様な果実を実らせました。
銀シャリ・橋本やモグライダー・芝のように、伊達メガネを駆使して自己のパブリックイメージを自在にコントロールする芸人たちの姿は、他者からどう認知されるかを緻密に設計するセルフプロデュースの極致と言えます。次にバラエティ番組や賞レースを目にするときは、彼らが顔元に纏うフレームの形やブランドのこだわり、そして眼鏡の奥に潜む鋭敏な計算にぜひ注目してみてください。そこには、研ぎ澄まされた表現者たちが繰り広げる、もうひとつの奥深いエンターテインメントが広がっています。 (出典: 眼鏡 芸人 コンビ(Yahoo!ニュース))
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