対立的なネット上の顔とは裏腹に、関西圏におけるリアルな外交活動においては、驚くほど親しみやすいアプローチを徹底している。ここに彼の戦略の核心がある。
地元の経済団体や日中友好協会、果ては地元の小さな祭りや学生の集いまで、自ら足を運ぶフットワークの軽さは群を抜く。東京の政界や中央省庁との冷え切った関係をよそに、地方都市や民間レベルでの「実」を取る外交を展開しているのだ。
「東京の政治家とは戦うが、関西の民衆とは握手する」。このメリハリの利いた動きが、一部の地元関係者や経済界において、独特のパイプを維持する要因となっている。