事故や車両破損を防ぎ、機械の寿命を延ばすためには、定められた運用手順を徹底して守る必要があります。安全な入出庫のための基本フローを再確認しておきましょう。
【安全な機械式立体駐車場の使い方・操作手順】
- 入庫前の同乗者降車:パレット進入前に運転手以外の全員(特に子どもや高齢者、ペット)を安全な通路へ降車させます。
- 外装品の格納・確認:ドアミラーを折りたたみ、アンテナを格納します。ルーフキャリアの積載物がないか最終確認します。
- 直進進入と輪止め接触:パレット中央のガイドラインに沿ってまっすぐ進入し、後輪(前向き駐車時は前輪)が確実に輪止めに当たるまで進みます。
- サイドブレーキと施錠:パーキングブレーキを確実に引き、ギアをPレンジへ入れ、窓を閉めて施錠します。
- 操作盤での呼び出し・格納:周囲に人がいないことを肉眼で全周囲確認してから、指定キーまたは暗証番号で操作を開始し、動作完了まで操作盤の前を離れません。
もしも操作中に機械式立体駐車場が故障して動かない事態に遭遇した場合、利用者が独断で機械内部に入り込んだり、棒でセンサーをつついたりする行為は絶対に避けてください。人身事故に直結する極めて危険な行為です。
動かなくなった際は、まず操作盤に表示されている「エラーコード」を確認し、操作盤付近に掲示されている「24時間緊急連絡先(保守メンテナンス会社)」へ即座に通報します。通報時には「マンション名・駐車場の号機番号・パレット番号・エラー表示内容・車両がパレット内に閉じ込められているか否か」を冷静に伝えてください。通勤等で車が使えない場合、保守業者の到着を待つ間にタイムズカーなどのカーシェアやタクシーの手配へ切り替えるのが現実的で賢明な判断です。