劇場の巨大スクリーンやプライム帯連続ドラマの真ん中に立ち、莫大な制作費と視聴者の期待を一身に背負い続ける「主役級」のベテランたち。彼らが見せる現在進行形の挑戦は、後続の世代に巨大な道標を示しています。
まず筆頭に挙げられるのが、阿部寛出演ドラマ最新作や映画で連発されるメガヒットです。シリアスなサスペンスから破天荒なコメディまで演じ分ける規格外のスケール感は唯一無二であり、民放キー局の大型日曜枠やグローバル配信ドラマにおいて「阿部寛がセンターにいるだけで作品の格が一段上がる」と制作陣から全幅の信頼を寄せられています。かつてインタビューで「二枚目から抜け出すために泥水をすする思いで舞台に立った時期があった」と述懐した経験が、現在の揺るぎない表現力の土台となっています。
次に、映画・ドラマ・舞台を自在に行き来する唐沢寿明現在の活動も目覚ましいものがあります。徹底したアクション稽古と軽妙洒脱なトーク、そして座長として現場全体を鼓舞する統率力は健在です。近年は骨太な社会派ドラマでの重責を担う一方、舞台演劇の現場で若手と同じ目線に立って汗を流す姿が関係者から高く評価されています。カメラの前で見せる瞬発力とウィットに富んだ芝居は、還暦を過ぎてなお研ぎ澄まされています。
そして、日本映画界の屋台骨として敬意を集める佐藤浩市経歴まとめに触れないわけにはいきません。名優・三國連太郎の長男として生まれ、宿命的な比較に晒されながらも、インディペンデント映画から超大作まで年間何本もの現場に立ち続けて自らの城を築き上げました。映画関係者が「佐藤浩市が現場にいるだけでスタッフの背筋が伸び、作品に一本の芯が通る」と口を揃える通り、主演・助演を問わず作品に魂を吹き込む存在感は、名実ともに日本を代表するトップランナーの証です。