ネット上のネガティブな検索候補の背景には、過去に起きた応援指導部の組織問題も影を落としています。2019年秋から2020年にかけて、慶應義塾大学応援指導部は内部の不適切な指導体制やハラスメント問題などを理由に、大学側から活動自粛処分を受けました。
当時、大手全国紙やワイドショーで大々的に報じられたことで、応援指導部全体に対するネガティブなイメージがネット上に定着しました。この際、チアリーディング部門単体の問題ではなかったにもかかわらず、ネット上の匿名掲示板やSNS上で情報が混同され、「慶應チア 不祥事」という形で誇張された噂がひとり歩きした経緯があります。
その後、応援指導部は徹底的な組織改革を断行しました。部内の旧弊を完全に撤廃し、指導体制の透明化、ハラスメント防止プログラムの導入、大学学生部との密接な連携体制を構築。2026年現在の慶應大学チア部は、規律とコンプライアンスを最重要視するクリーンな模範団体として高く評価されています。