安全な野菜とはいえ、人間と同じ感覚で生野菜のまま与えるのは避けるべきです。犬は本来肉食寄りの雑食動物であり、植物の硬い細胞壁(セルロース)を分解する消化酵素を体内でほとんど分泌できません。そのため、生の白菜をそのまま与えてしまうと胃腸に過度な負担がかかり、消化不良や軟便の原因になります。
とりわけ警戒したいのが白菜の芯の部分です。芯は葉先よりも繊維が密集して硬質化しているため、丸飲みしてしまう癖のある犬では喉に詰まらせたり、腸閉塞のリスクを生じさせたりする恐れがあります。白菜を与える際は「細かくみじん切りにする」「しっかり加熱して繊維を柔らかくする」という2つのステップを必ず守ることが鉄則です。