SNSやQ&Aコミュニティ(知恵袋など)を精査すると、「足の皮がめくれたのでドラッグストアで水虫薬を買って1週間塗ったら、足全体が赤く腫れ上がり激痛が走った」「皮膚科で検査したら菌はおらず、ただの薬かぶれ(接触皮膚炎)と診断された」という告白が後を絶ちません。
皮膚科専門医へのヒアリングによると、外用抗真菌薬(ブテナフィン、テルビナフィンなど)は真菌細胞膜を破壊する強力な成分を含むため、真菌が存在しない正常な皮膚や湿疹病変に塗布すると、アレルギー性または刺激性の皮膚炎を惹起するリスクが跳ね上がります。皮がむけている部位はすでに表皮バリアが脆弱化しているため、化学的刺激に対して極めて過敏になっているのです。
さらに見過ごせないのがストレス性足の皮むけ真相です。極度の心理的ストレスや慢性疲労は交感神経を過剰に刺激し、足底の局所的な多汗症を誘発します。多量の汗が角質層をふやけさせ(浸軟)、その後の急激な蒸発によって極度の脱水状態に陥る「浸軟と乾燥のサイクル」が繰り返されることで、角質がボロボロと剥がれ落ちる現象が確認されています。メンタルヘルスの悪化が足裏の皮膚生理に直結しているケースは決して珍しくありません。