パザパがこれほどまでに人々の記憶に強く残っているのは、他店の追随を許さない圧倒的なコストパフォーマンスとクラシックフレンチの王道を往く味わいがあったからです。特に平日・休日を問わず行列を作ったパザパ 四谷三丁目 ランチメニューは、前菜とメインを選べるプリフィックス形式で、手頃な価格ながらディナー級のポーションが提供されていました。
一方、夜のパザパ 四谷三丁目 ディナーコースは、肉好き・ワイン好きにとっての桃源郷でした。外皮はパリッと香ばしく中は驚くほどジューシーに仕上げられた「鴨のコンフィ」、濃厚な血の旨味とスパイスが絶妙なバランスを保つ「ブーダン・ノワール」、白インゲン豆と自家製ソーセージをじっくり煮込んだ郷土料理「カスレ」。どの皿もフランス地方料理への深い敬意が宿っており、小手先の流行に左右されない骨太な味わいが多くのファンを虜にしました。