明治座へと続く約400メートルの通り「甘酒横丁」は、食べ歩き散策のメインストリートです。かつて甘酒屋が並んでいたことに由来するこの通りには、今も甘味や惣菜の名店が軒を連ねます。
中でも行列が絶えないのが、大正5年創業の「柳屋」が焼き上げる高級鯛焼です。「一丁焼き」と呼ばれる伝統的な単独型を使い、強火で一気に焼き上げる鯛焼きは、極薄の皮がパリッと香ばしく、中には上品な甘さの自家製つぶ餡がぎっしり詰まっています。焼きたてをその場で頬張る瞬間は、まさに人形町散策の醍醐味です。
通り沿いにはほかにも、濃厚な豆乳ソフトクリームが人気の豆腐店や、香ばしい焙じ茶の香りが漂う老舗茶屋、手焼き煎餅店などが並び、片手にスイーツを持ちながらのんびりと下町散歩を楽しめます。