千里の風を予約する際、最も多くの宿泊者が戸惑うのが千里の風の部屋ごとの温泉の違いです。公式予約ページや各オンライントラベルエージェント(OTA)を精査すると、多種多様な客室タイプが存在しますが、すべての客室風呂に天然温泉が給湯されているわけではありません。ここを誤認して予約すると、チェックイン後に後悔することになります。
館内には、モダンで機能的な「スマート和モダン」や標準的な和洋室、そして贅を尽くした「温泉露天風呂付き プレミアムガーデン」(専有面積86㎡)などが用意されています。プレミアムガーデンのような上位グレードの露天風呂には本物の温泉が引かれており、客室にいながらにして効能豊かな名湯を独占できます。一方で、標準客室に設置されている内風呂やシャワーブースは沸かし湯(水道水)であるケースが多いため、部屋風呂自体で温泉情緒を味わいたい場合は、プラン名に「温泉露天風呂付き」と明記されているか厳格に確認しなければなりません。
また、客室に温泉がついていない部屋を選択した場合でも、館内施設を上手に活用すれば温泉三昧の滞在が可能です。特に注目すべきは、千里の風の館内施設や貸切風呂のクオリティです。千里の風の貸切露天風呂は、室内の「内風呂」と開放的なテラスの「露天風呂」という2つの異なる浴槽が1室に完備された贅沢な構造になっています。天候や気分に合わせて2つの湯船を行き来できる仕様は、関東近郊の温泉宿でも珍しい設備です。
貸切風呂の利用料金は、平日(月〜木)が1室45分で4,000円(税込)、金土日祝日が1室45分で5,000円(税込)となっています。大浴場は3階に位置し、平砂浦海岸のパノラマを見渡す展望温泉露天風呂として開放されています。美肌効果が期待できるナトリウム-炭酸水素塩泉(美肌の湯)を心ゆくまで堪能できる設計です。