六本木ヒルズ展望台を語るうえで、長年ファンに親しまれてきた屋上施設「スカイデッキ」の動向は外せません。オープンエアで風を感じながら360度の視界を体感できる貴重な空間でしたが、近年営業休止がアナウンスされ、ネット上では「なぜ入れないのか」「再開はいつなのか」と様々な憶測が飛び交いました。
取材および六本木ヒルズ展望台公式発表の経緯を照合すると、スカイデッキ閉鎖理由と現在の背景には、高層ビル特有の突風や荒天時における安全運行管理の厳格化、設備点検および改修作業、そしてインバウンド急増に伴うデッキ上での落下物防止対策の見直しがあります。公式の運営判断として、ゲストの安全確保を最優先事項とし、当面の間は52階屋内展望回廊を中心とした営業形態が維持されています。
一部の旅行ブログ等で「屋上に出て直接夜景が見られる」と古い情報が掲載されているケースが見受けられますが、現時点で一般開放されているのは屋内フロアである点をあらかじめ認識しておく必要があります。もっとも、52階のガラス越しであっても視界のクリアさや迫力は申し分なく、天候や冷暖房に左右されず快適に夜景を堪能できる点においては、屋内ならではの大きな強みといえます。