ゆとりある5LDKの平屋を形にするためには、平屋5LDKの坪数目安と平屋5LDKに必要な土地面積の関係性を正しく把握しなければなりません。個室5部屋(各4.5〜6畳)に20畳前後のLDK、水回りや収納をバランスよく配置する場合、延床面積は45坪〜55坪程度が標準的なボリュームゾーンとなります。
これを敷地に落とし込む際、都市計画法で定められた「建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)」が大きな制約となります。例えば、閑静な住宅街に多い建ぺい率50%の第一種低層住居専用地域で延床面積50坪の平屋を建てる場合、最低でも100坪以上の敷地面積が求められます。駐車スペースを複数台確保し、庭やアプローチにもゆとりを持たせるなら、110坪〜130坪程度の土地を確保するのが理想的です。
気になる平屋5LDK建築費用の相場は、資材価格や省エネ基準の高まりを背景に、本体工事の坪単価が約75万円〜110万円で推移しています。延床面積ごとの総額目安は以下の通りです。
・40坪プラン:建築本体価格 約3,000万〜3,800万円(総予算目安:約3,800万〜4,600万円)
・50坪プラン:建築本体価格 約3,800万〜5,000万円(総予算目安:約4,800万〜6,200万円)
・60坪プラン:建築本体価格 約4,800万〜6,600万円(総予算目安:約6,000万〜8,200万円)
平屋は2階建て住宅に比べて基礎面積と屋根面積が2倍近くに広がるため、坪単価が割高になりやすい構造的特徴があります。付帯工事費や地盤改良費、諸費用を含めたトータルコストで資金計画を組み立てることが肝要です。