Q1:生理前のチクチクした子宮の痛みは、妊娠超初期のサインと考えて良いですか?
A1:チクチクした痛みだけで妊娠と断定することは医学的に不可能です。PMSでも腸の蠕動痛やホルモン変化によってチクチクした痛みが頻繁に生じます。判断の基準は「基礎体温の高温期が17日以上続いているか」「普段の生理予定日を過ぎても生理が来ないか」です。妊娠の可能性がある場合は、生理予定日当日から使用可能な早期妊娠検査薬を使用するか、生理予定日1週間後以降に通常検査薬で確認してください。
Q2:婦人科を受診する際、生理前と生理中ではどちらのタイミングが適していますか?
A2:基本的には「出血のない生理前、または生理が終わった直後」の受診が最も推奨されます。経血がない時期の方が超音波検査で子宮内膜の厚みや卵巣の状態、ポリープの有無をより鮮明に観察できるためです。ただし、日常生活が送れないほどの激痛がある場合は、生理中であってもためらわずに緊急受診してください。
Q3:低用量ピルを飲むと生理前の下腹部痛は本当に治まりますか?
A3:高い改善効果が期待できます。低用量ピル(超低用量ピル・LEP製剤)は排卵を抑制し、子宮内膜が厚くなるのを防ぐ薬です。内膜が薄い状態に保たれるため、生理前のプロスタグランジン産生量や骨盤内炎症が劇的に減少し、下腹部痛やPMSの諸症状が約8割の患者で大幅に軽減されます。現在は月経困難症の治療薬として健康保険が適用される薬剤が豊富に揃っています。