体調が回復してくると、「もう薬に頼らなくても大丈夫なのではないか」と考えて服用を自己判断でやめてしまう方がいます。しかし、レキサルティの急激な断薬は極めて危険です。
急激に服用を中止すると、脳内の神経受容体のバランスが崩れ、めまい、頭痛、不眠、激しい不安感、焦燥感などの離脱症状を引き起こすリスクが高まります。さらに深刻なのは、治療前の辛い症状が一気にぶり返す「再燃・再発」の引き金になる点です。
薬を減らす、あるいは終了する際は、数週間から数か月単位の時間をかけて極めて緩やかに減量していく「テーパリング(漸減法)」が鉄則となります。体調が良いと感じること自体が「薬が正常に効いている証拠」であることを認識し、服薬のペース変更は必ず専門医の指導のもとで進める必要があります。