公認会計士の短答式試験科目は、以下の4科目・500点満点で構成されています。試験時間は1日がかりのタフなスケジュールです。
各科目の配点と特徴は次の通りです。
1. 財務会計論(200点/120分):
簿記などの「計算」と会計理論を問う「財務諸表論」からなる最重要科目です。配点全体の4割を占めるため、この科目の出来が合否に直結します。
2. 管理会計論(100点/60分):
原価計算や経営意思決定のための会計を扱います。短答式では極めて複雑な計算問題が出題される傾向があり、時間配分が最もシビアな科目です。
3. 監査論(100点/60分):
財務諸表監査のルールや実務指針、公認会計士の職業倫理を問う理論科目です。基準の文言を正確に理解しているかが得点の鍵を握ります。
4. 企業法(100点/60分):
会社法を中心に、商法総則・商行為、金融商品取引法の基礎知識が問われます。条文の細部や判例の知識を正確にストックしておく必要があります。
短答式の合格ラインはおおむね総得点の70%前後ですが、各科目に足切り(著しく低い点数)が設けられているため、苦手科目を作らないバランスの良い対策が不可欠です。