ヒコロヒーの名前と経歴に関しては、ネット上で長年まことしやかに囁かれている「2つの大きな都市伝説」が存在します。報道機関のファクトチェック視点から、その真偽を検証します。
1. 「韓国出身・ハーフ」疑惑の真相
検索エンジンでサジェストされることが多い「韓国」というキーワードですが、彼女が韓国籍である、あるいは韓国ルーツを持つという情報は完全なデマです。この噂が広まった背景には、以下の3つの要因が重なったためと推測されます。
第一に、「ヒコロヒー」という4文字の語感が、韓国の女性名やハングルの音読みにどこか似た響きを持っていたこと。第二に、切れ長の涼しげな目元やメイクの雰囲気が、韓国のインディーズカルチャーや俳優を彷彿とさせたこと。そして第三に、彼女自身が韓国カルチャー(映画や文学など)に造詣が深く、カルチャー誌等で言及する機会があったことです。公式プロフィールでも明記されている通り、出身は愛媛県松山市であり、純日本人です。
2. 「実家が住友財閥系」疑惑の真相
もうひとつSNSや掲示板で定期的に再燃するのが、「実家が超大金持ちで、住友グループの令嬢ではないか」という説です。愛媛県新居浜市などが住友グループの発祥地として知られていることや、本人の醸し出す「何者にも媚びない佇まい・育ちの良さそうな落ち着き」から妄想が膨らんだとみられます。
しかし、本人はテレビ番組(『A-Studio+』や『徹子の部屋』など)でこの噂を明確に否定しています。「実家はごく一般的な家庭であり、財閥でも何でもない」と笑い飛ばしており、下積み時代に約500万円以上の借金を抱えて日々の食事にも事欠いていた事実からも、実家からの莫大な経済的援助がなかったことは明白です。