健康に関する知見の広がりは、メディア環境の劇的な変化とも無縁ではない。NHKの長寿番組『きょうの健康』が分かりやすい専門知識を長年届け続ける一方で、見逃し配信サービスの『NHKプラス』を活用してスキマ時間に最新のセルフケア知識をインプットする生活者が急増している。
さらに世界規模の動画配信プラットフォームである『Netflix』などでも、睡眠、食事、マインドフルネスをテーマにした高画質なウェルネスドキュメンタリーが相次いでヒットを記録している。世界中の最先端研究やアスリートのコンディショニング術が身近なエンターテインメントとして消費されるようになったことで、人々の身体への向き合い方はかつてないほど多面的で洗練されたものへと進化を遂げた。