見落としてはならないのが、衛生管理と保温性、そして電子レンジ加熱におけるリスクだ。農林水産省も注意を喚起するように、食中毒の原因となる細菌の繁殖を防ぐには、握る段階での衛生管理はもちろん、保存時の温度管理が極めて重要になる。
ラップは成形時に素手で米に触れずに済むため、握る瞬間の衛生面では圧倒的に優れている。しかし、温かいままラップで包んで放置すると、温床となる水分が内部に溜まり菌が増殖しやすい環境を作り出してしまう。また、保温性を期待して温かいまま包むのは危険だ。冷ます工程を怠ることが最大の落とし穴となる。さらに、アルミホイルは絶対に電子レンジで加熱できないという制限がある。食べる直前に温め直したい場合は、食品用ラップフィルムを選択するか、容器を移し替える手間が必要だ。