NHK Eテレを代表する長寿番組『ピタゴラスイッチ』のオープニングテーマを手がけたのは、作編曲家の栗原正己氏です。演奏を担当しているのは、リコーダーやウクレレなどの身近な楽器を用いて独自のインストゥルメンタルを展開する音楽ユニット、栗コーダーカルテットです。
リコーダーの素朴で温かみのある響きと、少し気の抜けたような愛らしいリズム構成が絶妙に融合し、世界中で評価されるピタゴラ装置のギミックと見事に調和しています。難解な超絶技巧を凝らすのではなく、シンプルな単音の組み合わせで強い個性を生み出している点こそ、この楽曲が小学校の音楽教材から大人の趣味演奏まで幅広く支持される最大の理由です。