豊川稲荷東京別院はなぜ怖い?芸能人が集う理由と融通金の掟を徹底検証

豊川稲荷東京別院はなぜ怖い?芸能人が集う理由と融通金の掟を徹底検証

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本堂のすぐ右手にある「融通稲荷尊天(ゆうづういなりそんてん)」には、ここでしか体験できない独自の授与品が存在します。それが、鮮やかな黄色いポチ袋に入った「融通金(ゆうずうきん)」です。この袋の中には本物の一文字銀貨(現在は10円玉)が入っており、参拝者は自由にこのお金を「借りる」ことができます。

ただし、融通金には守らなければならない極めて重要な鉄則が存在します。

融通金は、お稲荷様から一時的に融通してもらった資本金。財布の中に入れて常に持ち歩くことで金運の呼び水となり、金運融通・商売繁盛のご利益をもたらすとされています。しかし、「1年後に利子をつけて境内に返却する」ことが絶対の掟です。借りた10円をそのまま納めるのではなく、自らの感謝の気持ちとして、百円、千円、あるいはそれ以上の金額を添えてお礼参りをするのが正しい作法となります。

「借りたものを期日までに利息をつけて返す」という行為は、神仏との信頼関係を結ぶ行為そのもの。返却を怠ったり、おもちゃ感覚で放置したりすることは、荼枳尼天に対する不義理となりかねません。融通金をいただく際は、1年後に必ず再び赤坂の地を訪れて返納するという覚悟を持つ必要があります。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。