固定電話の解約で最も多くの人が後悔する最大の盲点が、光回線とスマートフォンのセット割引です。現在、大手キャリアが提供する割引(ドコモ光セット割、auスマートバリュー、ソフトバンクのおうち割 光セットなど)の多くは、指定オプションである「光電話(月額550円前後)」への加入が必須条件に設定されています。
「電話機を一切使っていないから」とひかり電話の解約を行うと、このセット割引の適用条件から外れてしまいます。例えば、家族4人で各回線あたり月額1,100円の割引を受けていた場合、合計4,400円の割引が全額消滅します。浮くはずの電話代は月額550円に過ぎないため、差し引きで毎月3,850円も通信費が高くなるという計算です。
単身世帯で割引額が電話オプション代を下回る場合を除き、ファミリー世帯におけるひかり電話の単体解約は経済的な損失につながるリスクが高くなります。契約中のマイページや請求明細を確認し、固定電話オプションがどの割引のトリガーになっているかを照合することが不可欠です。