民俗館の母屋(旧高田家)を活用して営業しているのが、お食事処・居酒屋の「禄次(ろくじ)」です。太い梁が交差する古民家の中心には大きな囲炉裏が切られており、昼は気軽なランチ処、夜は地酒と郷土料理を楽しめる風情ある食事処として旅行者を迎えてくれます。
「禄次」を訪れたら外せない看板メニューが、イワナの塩焼きです。注文を受けてから囲炉裏の炭火で時間をかけてじっくりと遠火で焼き上げられるイワナは、頭から骨、尻尾まで余すところなく香ばしく食べられます。皮のパリッとした食感と、ふっくらとジューシーな白身の旨味は格別です。
さらに、香ばしい味噌の香りが食欲をそそる飛騨高山名物の朴葉味噌(ほおばみそ)焼きや、上質な脂の甘みが広がる飛騨牛の串焼き、昔ながらの澄んだ醤油スープが特徴の高山ラーメンなど、飛騨の食文化を凝縮したメニューが揃っています。湯上がりに囲炉裏端で地酒「飛騨の地酒」を傾けるひとときは、旅情を最高潮に高めてくれます。