成増駅周辺の交通に関して、ネット掲示板や知恵袋などで後を絶たないのが「バス停の出口間違い」と「運賃精算トラブル」に関する相談です。現場取材を進めると、多くの来訪者が共通の誤認に囚われている実態が浮かび上がってきました。
最大の落とし穴は、練馬区の拠点である「光が丘駅」へ向かうルートです。検索エンジンで「成増駅 北口 バス 光が丘」と探す人が後を絶ちませんが、光が丘駅行きバス運行状況を調査すると、光が丘方面(光01・光02系統など)はすべて「成増駅南口」から西武バスが運行しています。北口の案内板をいくら探しても光が丘行きは見つかりません。北口と南口の連絡通路は駅改札前を通る必要があり、発車直前に気付いても乗り遅れる危険が高いため、「光が丘へ行くなら南口」という原則は必ず頭に入れておくべきです。
もう一つの落とし穴が、成増駅北口バス運賃の精算方法です。都内の路線バスは大半が「前乗り・均一運賃(前払い)」ですが、増14系統(下笹目行き)のように埼玉県境を越える路線は区間によって料金が変わります。ICカードを運賃箱にタッチする際、下車停留所を乗務員に告げずにタッチしてしまうと、誤って都内均一料金で処理されたり、精算トラブルで発車が遅れたりする原因になります。「都県境をまたぐバスに乗る際は、タッチ前に行き先を乗務員へ告げる」のが成増北口を利用する上での鉄則です。