Q1:岩倉使節団の目的は何だったのですか?
A1:最大の目的は「幕末に結ばれた不平等条約の改正に向けた予備交渉」と、「欧米先進国の政治・産業・軍事・教育制度の現地調査」でした。また、将来の国づくりを担う留学生を各国に派遣することも重要な役割でした。
Q2:なぜ条約改正交渉は失敗したのですか?
A2:日本側に正式な全権委任状がなかった手続き上の不備に加え、当時の日本には近代的な法律(憲法や民法・刑法)や裁判制度、信教の自由などが整備されておらず、欧米列強から「対等な主権国家」として認められなかったためです。
Q3:使節団の視察結果は、その後の日本にどう役立ちましたか?
A3:学制の発布や国立銀行の設立、官営模範工場(富岡製糸場など)による産業育成、ドイツ流の立憲君主制をモデルとした大日本帝国憲法の制定など、明治国家のあらゆる基本制度の設計図となりました。