超サイヤ人4の強さ比較と正史の真相!身勝手・ブルー論争と鳥山明の意図

超サイヤ人4の強さ比較と正史の真相!身勝手・ブルー論争と鳥山明の意図

今注目を集めている 超サイヤ人4の強さ比較と正史の真相!身勝手・ブルー論争と鳥山明の意図について、多角的な視点をご紹介しています。

スーパーサイヤ人4を語る上で絶対に避けて通れないのが、邪悪龍編のクライマックスに降臨したスーパーサイヤ人4ゴジータの存在です。悟空とベジータの双方が超サイヤ人4の状態でフュージョン(融合)を果たしたこの戦士は、当時のアニメ表現の限界を突破した破格の演出で描かれました。

赤みがかった鮮烈な茶髪、両肩から伸びる深紅の体毛、そして何よりも全宇宙の邪気を一瞬で浄化する「ビッグバンかめはめ波」。最強の敵であった超一星龍(スーパーイーシンロン)を相手に、指先一つ触れさせず、目にも留まらぬ速度の連続攻撃を「指を鳴らしただけ」に見せかけるなど、もはや戦闘というより遊戯の領域で圧倒しました。あまりの強大さゆえにフュージョンの制限時間(通常30分)がわずか10分で切れてしまうという弱点すら、その規格外のパワーを証明するギミックとしてファンの記憶に刻まれています。

そして、この超サイヤ人4の激闘の果てに訪れたのが、今なおアニメ史上の最高傑作と称えられるドラゴンボールGT最終回(第64話「さよなら悟空… また会う日まで」)です。全宇宙の命運を賭けた超ウルトラ元気玉で超一星龍を消滅させた後、悟空は神龍の背中に乗り、かつての仲間たちに別れを告げながらどこかへと去っていきます。

ピッコロとの静かな握手、亀仙人やクリリンとの組み手、そして道着を残して消えるラストカット。超サイヤ人4という「究極の野生」に達した悟空が、最後はひとりの無邪気な武道家として伝説の彼方へと昇華していく幕引きは、昭和・平成の少年少女に深い感動と喪失感を残しました。この完璧なエンディングの美学があったからこそ、超サイヤ人4は単なる戦闘形態を超え、神聖なメモリアルとして人々の心に残り続けているのです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。