ネット上の掲示板やSNSで飛び交うトライ式高等学院 やばい理由を深掘りすると、単なる誹謗中傷ではなく、システムへの誤解や高額な金銭的負担に起因する3つの明確な要因が浮かび上がってきます。
第1の要因は、請求書を見て息を呑む保護者が続出する「費用の想定外の高さ」です。公立高校の実質無償化が定着し、私立高校でも授業料負担が軽減される時代において、同校の年間学費は一般的な私立高校の平均を大きく上回るケースが珍しくありません。「通信制だから安く済むはず」と思い込んで資料請求した家庭ほど、提示された見積金額に強いショックを受け、それが「学費がやばい」というネット上の書き込みに直結しています。
第2の要因は、「通信制高校サポート校」という制度の複雑さです。トライ式高等学院自体は学校教育法第1条に定められた「一条校(正規の学校)」ではなく、民間の教育施設です。そのため、ここに入学するだけでは高等学校の卒業資格を得られません。「鹿島学園高等学校」などの提携通信制高校に籍を置き、そちらの単位を修得するための学習支援を受ける場所であるという基本構造を理解していない層から、「卒業できない民間企業ではないか」といった疑念を抱かれる背景があります。
第3の要因は、マンツーマン教育特有の「講師・キャンパス長との相性ガチャ」です。1対1の指導は、生徒と講師の波長が合えば劇的な登校復帰や学力向上をもたらす反面、担当者の力量不足や人間関係の摩擦が生じた際、逃げ場を失いやすいリスクを孕んでいます。現場の統括者であるキャンパス長の異動頻度や校舎ごとの温度差に失望した退学者が、「対応がずさんでやばい」と辛口の評価を拡散するケースが後を絶ちません。
その一方で、業界関係者の間では「難関大学への合格率が桁外れに高くてやばい」という、驚嘆の意味合いでこの言葉が使われる側面も見逃せません。不登校からの大逆転劇を演出する突出した実績が、ポジティブ・ネガティブ双方の文脈で「やばい」という強力な引力を生み出しています。