なぜ言えない?短い早口言葉の超難問ランキングとプロ直伝の滑舌改善術

なぜ言えない?短い早口言葉の超難問ランキングとプロ直伝の滑舌改善術

なぜ言えない?短い早口言葉の超難問ランキングとプロ直伝の滑舌改善術について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

現場取材において、キー局のアナウンサーや第一線で活躍する声優陣に「短いフレーズを噛まずに言い切る秘訣」を尋ねると、共通して返ってきたのは「力任せに早く喋ろうとしないこと」という意外な回答でした。プロの現場で実践されているアナウンサー直伝のコツと声優の発声練習のノウハウを凝縮した、滑舌改善トレーニングの手順を公開します。

プロの現場で最も重視されるのは「母音法(ぼいんほう)」と呼ばれる練習法です。すべての日本語は母音(ア・イ・ウ・エ・オ)に支えられています。舌がもつれる原因の多くは、子音を急ぐあまり母音の口の形が崩れることに起因します。

具体的なトレーニング手順は次の3ステップです。

ステップ1:母音だけで発声する
たとえば「炙りカルビ」であれば、子音を削ぎ落として「ア・ウ・イ・ア・ウ・イ」と母音のみを正確な口の開きでゆっくり発声します。鏡を見て、唇の開き方が甘くないか確認します。

ステップ2:スロースピードで子音を乗せる
次に、メトロノームのテンポ60程度の極めて遅いスピードで「あ・ぶ・り・か・る・び」と一音ずつ区切って発音します。この段階で舌の裏や顎の筋肉に余計な力みが入っていないかを意識します。

ステップ3:スピードを段階的に上げていく
テンポを80、100、120と少しずつ上げます。早く言おうと意識するのではなく、「母音の響きを最後までキープしたままテンポだけを上げる」感覚を掴むことが、噛まない発声の核心です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。