「妊娠中期までは丸かったのに、後期に入って急に前に尖ってきた」といった変化を経験する妊婦さんも多く見られます。これも胎児の性別が影響しているわけではなく、出産に向けた母体と胎児の自然なポジション変化によるものです。
臨月(妊娠36週以降)が近づくと、赤ちゃんは誕生の準備として頭を下にした「頭位」の姿勢を安定させ、徐々に母体の骨盤腔内へと下降していきます。この時期、赤ちゃんの背中が母体のお腹側を向いているか、あるいは横側を向いているかという「胎向」の違いによって、外から見たお腹の凹凸や尖り具合が劇的に変化します。さらに羊水量の増減もシルエットに影響を与えるため、妊娠週数の進展とともに形が変わるのはごく自然な生理現象です。