物語が壁内から海の向こう、マーレ編へと移行する4年間のインターバルにおいて、読者に最も強烈なインパクトを与えたのがキャラクターたちの肉体的な成長です。
主人公のエレン・イェーガーは、15歳時点では170cm・63kgという平均的な体格でした。しかし19歳となった成長後には、183cm・82kgへと変貌を遂げています。身長にして+13cm、体重にして+19kgもの増量であり、単に背が伸びただけでなく、過酷な鍛錬と巨人の力への適応によって強靭な肉体を手に入れたことが窺えます。
さらに驚くべき変化を見せたのがコニー・スプリンガーです。15歳時は158cmと同期の男子で最も小柄でしたが、19歳時には180cmへと到達。実に22cmの急伸長を記録し、エレンに迫る長身兵士へと脱皮しました。
一方で、精神状態が体格に反映されたキャラクターも存在します。マーレ側の戦士長であるライナー・ブラウンは、身長こそ185cmから188cmへ伸びたものの、体重は95kgから83kgへと12kgも減少しました。パラディ島潜入時の罪悪感と「鎧の巨人」としての重責に苛まれ、精神的に摩耗していた実態が、この数値データからも冷徹に浮き彫りとなっています。