ジャガー横田の凄みは、ルックス以上にその規格外のファイトスタイルにある。全日本女子プロレスの象徴であり、世界最高峰の権威を誇ったWWWA世界シングル王座を弱冠20歳で奪取。その後、幾多の強豪を退け、長期政権を築き上げた。
空中元祖と称されるハイスピードなロープワーク、相手の骨を砕くような鋭いドロップキック、そして緻密な関節技。全米のプロレス業界関係者すらも「男子レスラー以上のスピードとテクニック」と舌を巻いた。当時のプロレス業界において、彼女の存在はまさに「女子プロレスの概念を覆す怪物」だったのだ。