ネット検索エンジンでゴルフ場名を打ち込むと、サジェストに浮上する「経営状況」「現在の状況」といった不穏なフレーズ。その発端を辿ると、日本のゴルフ場業界全体を揺るがした預託金償還問題や、バブル崩壊後の経営再建プロセスに遡ります。かつて全国で数多くのゴルフ場が民事再生や事業譲渡を経験した際、同倶楽部も運営母体の変遷を経てきました。
しかし、取材班が現地調査および業界関係者へのヒアリングを行った結果、プレジデントカントリー倶楽部山陽は現在、盤石なリゾート運営体制を確立して通常営業を継続しています。閉鎖や売却といった噂は完全に過去の記憶がネット上で増幅されたデマに過ぎません。むしろ直近では、カートナビの最新化やグリーンコンディションの維持管理、クラブハウス併設ホテルのリニューアルなど、積極的なインフラ投資が進められています。
経営の透明性が高まったことで、地元・山口県内のみならず、広島や福岡などの隣県から訪れる熱心なリピーターが定着。かつて敷居が高いと敬遠された会員制の閉鎖性を適度に緩和し、ビジター向けの宿泊パックやコンペ需要を柔軟に取り込んだことが、稼働率の好転に直結しています。