ドラマ『大貧乏』を語る上で避けて通れないのが、放送当時の視聴率と、実際の視聴者による満足度との激しいギャップです。
放送当時、裏番組には木村拓哉さん主演の日曜劇場が控えており、フジテレビの日曜21時枠という放送枠自体が厳しい視聴率争いに晒されていました。そのため、数字だけを切り取ると成功作とは見なされにくい側面がありました。
しかし、ネット掲示板やSNS、知恵袋などの生の声を集約すると、評価の様相は一変します。「『大貧乏』という刺激的なタイトルからドロドロの悲惨な貧困劇を想像していたが、実際は極めて良質な痛快エンタメだった」「柿原とゆず子のやり取りが微笑ましく、日曜の夜に観て明日から頑張ろうと思える温かさがあった」といった声が相次ぎました。放送当時に見逃していた層が、後から配信等で視聴して「なぜリアルタイムで観ていなかったのか」と悔やむ声が絶えないことからも、作品自体のポテンシャルの高さが証明されています。