兵庫県立歴史博物館はどう変わった?最新見どころと姫路城巡りの完全攻略法

兵庫県立歴史博物館はどう変わった?最新見どころと姫路城巡りの完全攻略法

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2023年春の大規模改修を経て生まれ変わった兵庫県立歴史博物館(愛称:れきはく)は、従来の「ガラスケース越しに古文書や工芸品を眺める」という旧来型展示の枠組みを完全に打ち破りました。館内は最新のデジタルアーカイブ技術とハンズオン(体験型)展示が融合し、来館者が自ら歴史の当事者として参加できる仕掛けが随所に散りばめられています。

特に注目を集めているのが、「体験展示 VR甲冑」をはじめとするデジタルアトラクションです。画面の前に立つだけで、国宝級の名将の鎧兜を身にまとったかのような臨場感あるバーチャル試着が可能となり、大人から子どもまで直感的に戦国時代の装備や美意識を体感できます。さらに、城郭構造の変遷をダイナミックなプロジェクションマッピングで解説するシアターや、兵庫五国の風土と文化を立体的に学ぶコーナーなど、知的知的好奇心を刺激する設計が貫かれています。

また、建築ファンにとって見逃せないのが、日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計を手掛けた建築美です。メタボリズム建築の巨匠が1983年に完成させたこの建物は、姫路城の白壁や石垣と調和するよう緻密に計算されています。リニューアル後もその骨格は美しく保たれており、特に館内の大型マジックミラーガラスに姫路城天守が鮮明に映り込む「逆さ姫路城」の眺望は、写真愛好家にとって屈指の撮影ポイントとなっています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。