消防吏員の身分と指揮系統を示す「階級章」の装着にも、厳密な規則が存在します。活動服における階級章の付け方は、原則として左胸のポケット上部、または専用のアタッチメント位置と定められています。ベルクロ(面ファスナー)やピン留め式が用いられ、活動中の脱落や引っかかり事故を防ぐため、フラットかつ頑丈に固定できる工夫が施されています。
一方、地域の防災を担う消防団の活動服にも独自の基準が定められています。常備消防(プロの消防士)が着用する活動服と同様に難燃性素材への転換が進む一方で、夜間活動時の安全を確保するための高輝度反射材の配置や、地域の予算規模に応じた耐久性・コストバランスが考慮された仕様となっています。